清々しくも可憐な聖地「鹿嶋神社〔玉田町〕」(鹿沼市玉田町)


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時代を越えた文化の要衝地・鹿沼

栃木県鹿沼市は、歴史と文化豊かな美しい場所。関東平野各地から、日光へと至る街道の中継点に位置します。面白いもので、街道というのは、縄文の道と重なることも多いんですね。やはり、人が移動するのに適した場所は、時代を越えるのかもしれません。

そんな鹿沼には縄文遺跡も多く、縄文神社もいくつもあります。『縄文神社 関東甲信篇』では、中でもおすすめの2社をご紹介しました。

鹿嶋神社が鎮座する高台は坊山と呼ばれ、縄文遺跡が点在しています。実際、鳥居の前に建ってみると、なるほどという地形です。


古くは玉田郷とよばれた集落の鎮守さんである鹿嶋神社は、晴れ晴れとして、実に気持ちのいいお社です。私がお詣りした折は春の入り口で、桜が咲き始めていました。

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里山に佇む清々しいお社

うららかな陽気と、里山の気配が相まって、なんとも可憐な風情なのですが、鳥居を一歩潜ると、きりっと引き締まった、どちらかというと男性的な清々しさを感じました。

境内は綺麗に掃き清められていて、若木の樹叢の間を風が抜けていきます。境内全体から陽の気が立ち上がって、一気に全身を浄められるような心地よさ。

私は車でお参りしましたが、東武日光線の北鹿沼駅からですと、徒歩10分ほど。お散歩がてら、このうららかな風景を楽しんでいただけたら嬉しいです。

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『縄文神社 関東甲信篇』(双葉社刊)に詳細を掲載しています!!

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