関西を代表する縄文遺跡・鳴神貝塚と紀伊国の名神大社で縄文を思う「鳴神社」(和歌山県和歌山市)
縄文遺跡が少ない関西地方
拙著にも書きましたが、”縄文神社”のアイデアを思いついて調べ始めたとき、奈良文化財研究所の「縄文遺跡数及び遺跡密度」を見て、驚きました。全国で「関東地方」が圧倒的に多い数値だったのです。同時に驚いたのは、関西の遺跡数と密度が低いことでした。関東と比べたら約10分の1の遺跡数と密度なのです。
日本史を通して中心的な舞台として語られる[続きを読む]