母なる名泉が作り上げた水の聖地「泉神社」(茨城県日立市)

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有史以来ずっと称えられた名泉がご神体

日立市の海岸からちょっと内側のエリアに湧く、びっくりするほど美しい泉が御神体のお社です。まずはとにかく、こちらの写真をご覧ください!

この泉は古くから有名で、8世紀に書かれた地誌『常陸国風土記』にも「密筑(みつき)の大井」として登場しています。泉は台地の崖下に位置していて、少し高いところに本殿社殿があります。

この社殿がまた素敵なんですよね。きりっとしつつも、柔らかい雰囲気に包まれて……

本殿社殿


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水の女神の聖なる場所

泉には、張り出すように小さな社殿があり、厳島神社(弁天様)が祀られています。今も豊かな水量を誇る泉は、縄文時代にも人々の暮らしを支える存在だったようで、台地上周辺から遺跡が発見されているのです。


空の色を映した青い泉と、小柄で瀟洒な赤い社殿は、まさに水の女神の聖なる場所。うっとりとしてしまいます。

この美しくも母なる泉から湧き出た水は、水木川となって太平洋へと注ぎます。その距離は大体1キロくらいなので、いつか川沿いを歩いて下って、太平洋を見てみたいなと思っています。

そして、本文でも書きましたが、境内のすぐそばにあるこちらの公園がまた素晴らしい。

お参りしたら、こちらの公園でのんびりするのがお勧めですよ!

イトヨ公園

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『縄文神社 関東甲信篇』(双葉社刊)で詳細を掲載しています!!

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