祝・発売!!山上さん、ありがとう!
版元から見本もいただいておりましたが、やはり書店さんからも購入したい…ということで、Amazonさんに予約しておりました。ばっちり発売日に届きましたよ~! パッケージをドキドキしながら開封。やっぱり嬉しいですね。
思い起こせば、始まりは2020年3月。取材を重ねて翌年6月に前作(『縄文神社 首都圏篇』)を飛鳥新社さんより刊行していただきました。ありがたいことに多くの皆様に温かく迎えていただけて、ご好評のおかげで、続編は双葉社さんから出版していただけることになり、前作で始めた小さくも大きな旅を、続けることができました。
今回編集を担当していただいた山上さんは、編集長でとてもお忙しい方。でも、そんな忙しい業務の中、いくつか取材にも同行してくださいました。同い年で同じ大学出身ということもあり、ついお互い遠慮がなくなって、ぶつかってしまう時もありました。それでもちゃんと向かい合ってくださったことに、私はとても感謝しています。
書いてみたら分量が多くなってしまったので、山上さんの判断で掲載しない項目を決めてくださいね、私のことは気にしなくていいから…とお伝えしたら、
「そんなことできないよ。だって俺は武藤さんが狂ったように各地を巡って、一生懸命書いたこと知ってるんだから」
そんなことを言って、私の文章を生かそうとしてくださいました。どう考えても削った方が山上さんも楽なのに…(涙)。
山上さん、本当にありがとう。
まず、発売日の最初には、その感謝をお伝えしたいと思います。
茨城県・栃木県・群馬県、東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県、長野県・山梨県で全64社!
山上さんと相談して、第二弾でご紹介する範囲は、前作の首都圏も含む関東と、長野県と山梨県に決定。かなり広くなったので、この段階で前回以上に時間がかかるかも…と思ったことを覚えていますが、案の定、前回の倍以上の時間がかかってしまいました。でも、各地を巡ってお詣りする日々は、ほとんど修行といった内容でしたが、実に幸せな時間でした。
約200社巡った中から、ご紹介するお社は64社です。太平洋に面する茨城県から始まって、富士山の麓で終幕となります。これから数回にわたって、内容について本ページに解説?のようなものを書こうと思いますが、今日はご参考までに、ご登場いただく神社さんを、ご紹介いたします!
【茨城県】 (12社)
鹿島神宮(鹿嶋市)、跡宮(鹿嶋市)、坂戸神社(鹿嶋市)、沼尾神社(鹿嶋市)、塩釜神社(鹿嶋市)、御岩神社(日立市)、泉神社(日立市)、大甕神社(日立市)、大宝八幡宮(下妻市)、折居神社(水戸市)、野爪鹿嶋神社(八千代町)、若海香取神社(行方市)
【栃木県】 (6社)
藤岡神社(栃木市)、中根八幡神社(栃木市)、祖母井神社(芳賀町)、押原神社(鹿沼市)、鹿島神社〔玉田町〕(鹿沼市)、板倉神社(足利市)
【群馬県】 10社
一之宮貫前神社(富岡市)、荒船山神社〔奥宮・里宮〕(下仁田町)、中野谷神社(安中市)、生品神社(太田市)、三島神社(太田市)、赤城神社〔三夜沢〕(前橋市)、赤城神社〔二之宮〕、赤城神社〔大洞〕、近戸神社〔月田〕、木曽三社神社(渋川市)
【東京】 8社
明治神宮(渋谷区)、渋谷氷川神社(渋谷区)、代々木八幡宮(渋谷区)、上目黒氷川神社(目黒区)、神明山天祖神社(大田区) 熊野神社(大田区)、諏方神社(荒川区)、池袋氷川神社(豊島区)
【埼玉】 2社
高負彦根神社(吉見町)、三ヶ尻八幡宮(熊谷市)
【千葉】 3社
石神神社(茂原市)、三輪茂呂神社(流山市)、駒木諏訪神社(流山市)
【神奈川】 3社
長尾神社(川崎市)、野川神明社(川崎市)、橘樹神社(川崎市)
【長野県】 15社
諏訪大社上社前宮(茅野市)、御頭御社宮司総社〔御左口神社〕(茅野市)、諏訪大社上社本宮(諏訪市)、諏訪大社下社春宮(下諏訪町)、諏訪大社下社秋宮(下諏訪町)、千鹿頭神社〔有賀〕(諏訪市)、蓼宮神社(諏訪市)、習焼神社(諏訪市)、北方御社宮司社(諏訪市)、南方御社宮司社(諏訪市)、津嶋神社(岡谷市)、洩矢神社(岡谷市)、小野神社・矢彦神社(塩尻市、上伊那郡辰野町) 池生神社(富士見町)
【山梨県】 6社
駒ヶ岳神社〔横手〕〔竹宇〕(北杜市)、津金諏訪神社(北杜市)、河口浅間神社(富士河口湖町)、 鸕鷀嶋神社(富士河口湖町)、冨士御室浅間神社(富士河口湖町)
お気づきと思いますが、長野県はとにかく縄文神社の数が多く、今回は諏訪盆地周辺に絞らせていただいております。その中でも、ずいぶんと頭を抱えて絞りました。やはり、長野県はすごかった……。
今回は前回と比べてかなり広い範囲の神社さんを掲載しておりますので、皆様のお近くにも、本書でご紹介しているお社がある可能性が高いんじゃないかと思います。そろそろ初詣のシーズンですので、そういった意味でもぜひ本書を手に取っていただいて、参考にしていただけたら嬉しいです。
そして、最後になりますが、本書を製作するにあたり、掲載をお許しくださった神社の皆様、各地の教育委員会、資料館・博物館・埋蔵文化財センター、図書館の皆様にお力添えをいただきました。改めて御礼申し上げます。
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