北関東

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茨城

母なる名泉が作り上げた水の聖地「泉神社」(茨城県日立市)

有史以来ずっと称えられた名泉がご神体 日立市の海岸からちょっと内側のエリアに湧く、びっくりするほど美しい泉が御神体のお社です。まずはとにかく、こちらの写真をご覧ください! この泉は古くから有名で、8世紀に書かれた地誌『常陸国風土記』にも「密筑(みつき)の大井」として登場しています。泉は台地の崖下に位置していて、少し高いところに本殿社[続きを読む]
群馬

女神の神話が交錯する”下り参道”の名社「一之宮貫前神社」(群馬県富岡市)

不思議な境内配置と下り参道 群馬県南西部の富岡市に鎮座する一之宮貫前(ぬきさき)神社は、下り参道で有名なお社です。 蓬ヶ丘と呼ばれる高台の中腹に鎮座地が造成されているために、下り参道になっているのですが、平安時代の段階で、すでに現在地に鎮座していたことが発掘調査でわかっています。相当に大規模な造成工事が必要だったと思いますが、なぜそんなにも大変な工[続きを読む]
茨城

縄文以来の海の聖地カシマ「鹿島神宮」(茨城県鹿嶋市)

関東屈指の名社はやはり… 平安時代に「神宮」とされたのは、全国でも三社のみ。伊勢の神宮、香取神宮、そして鹿島神宮です。そんな屈指の名社である鹿島神宮も、やはり境内や周辺に多くの縄文遺跡が確認されています。 本宮社殿(写真:武藤撮影) 前作『首都圏篇』では、対として語られる香取神宮(千葉県香取市)をラストにご紹介しておりまして、今作ではその流れ[続きを読む]
群馬

赤城山麓の湧玉を擁する水の聖地「木曽三社神社」(群馬県渋川市)

『縄文神社 関東甲信篇』発売を記念し、Facebook、X(旧Twitter)、インスタで【いちにちいち縄文神社】と題して、今作でご登場いただく縄文神社を一日一社ご紹介しています。その掲載分を少し編集しまして、本サイトでも掲載することにしました。そのため、本サイトのほかのお社よりも短めの文章になります。本文ページはカラーではないので、本ページのカラー写真や動画などを、本の内[続きを読む]
栃木

さすが関東文化の華”足利”!ジンワリ風雅なお社「板倉神社」(栃木県足利市)

立派なので勘違いしてしまいますが、この建物は拝殿 関東文化の中心地のひとつ・足利 栃木県と群馬県の県境に位置する足利市は、源氏ゆかりの古都。鎌倉文化の中心地のひとつとして、そして現在でも関東文化の中心の一つだと思います。源氏との関係が生じたのは、平安時代のこと。源氏の棟梁・八幡太郎義家の三男・義国が足利庄を治め、義国の次男・義康がこの地を引き継ぎ、足利氏を名乗りま[続きを読む]
群馬

貫前神社のヒメ大神が最初に降り立ったテーブルマウンテン”荒船山”へ「荒船神社」(群馬県甘楽郡下仁田町)

ようやく荒船山に登ってきました! 6月に「貫前神社」に参拝してから、はやいもので4か月。「とりあえず来週あたり荒船山に登ろうと画策中」なんて書いてましたけども、あまりの猛暑に、己の体力のなさを冷静に考えまして、登山を断念。秋に登るぞ~!と心に決めていたのでした(そんなわけで今回のご報告は、神社レポートと言うか、登山レポートのような、番外編のような…^^;)。 [続きを読む]
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