【いろもろ日記】10/30 頑張ります!

諏訪大社上社前宮の水眼川

ついに『縄文神社2』書き始めました!


最も難しい諏訪大社から取り掛かってしまいましたが、なんとなく、そうしないといけない気がしてしまいまして…。諏訪大社を取材したのは、ほぼ一年前。以来集めてきた資料を改めて読み直してみましたら、おお!?という気づきが多数。この一年で多少は成長したみたいです。


諏訪大社上社の信仰の根源が縄文まで遡るだろうということは、多くの先生方が言っておられることなのですが、一方で、諏訪湖周辺では、縄文後期末や晩期の遺跡はあまり見つかっておらず、ある種の断絶があるということも、今のところ考古学的事実としてあります。


このような断絶は諏訪だけでなく、関東でも標高の高い地域のほとんどで起こることなので、ですよね…とは思うのですが、しかし諏訪特有の御柱やミシャクジ神、ソソウ神、チカト神などの信仰には、縄文風味が刻印されていて、ぬぬぬ…と唸るワケなのです。

諏訪は、日本文化の根源につながるほとんどすべての要素がある、特別な場所だと思います。そのため、歴史、考古学、民俗学などなど、あらゆる日本文化の先生方をひきつけてやまず、多くの論文や著作があります。しかしその深さは果てしなく、多くの碩学の頭脳をしても、その魅力は語りつくされていないといえるでしょう。その果てしなさが、また、魅力なんですよね。

私が書く『縄文神社』では、そんな諏訪大社のあまりにも深い魅力を、皆様に味わっていただくためにお役に立てる部分が少しでもあったらいいなあと、願いつつ書いております。

諏訪に詳しい方からしたら、そんなこと知ってるよ!ということばかりかも…。力不足は重々承知ですが、少しでもあの朗らかな雰囲気をお伝えできるよう頑張ります~!

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