【自分で解説(1)】『縄文神社 関東甲信篇』(双葉社刊)では、こんなところをパワーアップしてみました!

縄文神社がありがちな地形条件を「縄文ロケーション」と呼んでいます(プロローグより)。

 

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プロローグで基礎知識をインプット。そして神社へ…

前作『縄文神社 首都圏篇』では、「縄文神社」というコンセプトをまずおわかりいただきたいと思い、本ページでも、主にそのあたりの解説をさせていただいたのですが、今回は、前作と変わったところを中心に、ご紹介したいと思います。

とはいえ、お話の大きな流れは、前作と同じです。プロローグでまず「縄文神社」を巡拝する前に知っておいていただきたい基礎的知識をご紹介し、そのあとから、各地の神社を訪ねる「本編(PART1~3)」へとつながっております。

プロローグでは、「縄文神社の基礎知識」とサブタイトルを付けましたが、縄文神社の探し方や、縄文の人々の死生観や祭祀方法といった、縄文神社を実際に体感していただく前に、なんとなく頭に入れておいていただけるといいかな?という情報を、簡単にまとめてみました。

縄文の遺物から「縄文の祈り」の雰囲気をインプットしましょう!(プロローグより)

プロローグに登場する縄文土器や土偶や石器などは、すべて本書に登場いただく神社の周辺や地域で出土したものです。この素敵な縄文遺物を眺めながら、そういったものが実際に埋まっていた場所に行くんだなあ、と想像していただけたらいいな、と思っております。

順番に読んでいただくのでも、気になる地域から読んでいただくのでも。皆さまと縄文神社との出会いを、サポートできたら何よりうれしい。それこそ本望です!

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境内図に周辺地図や、遺跡の位置をプラスしてみました!

本文だけ読んでいただくのでも十分お楽しみいただけるかな?と思いますが、実は結構キモなのは、脚注。古代史好きな方は、ぜひ脚注もご覧くださいね。結構、お?と思うような情報が、入っておりますよ。
そして今回は、ちょっと頑張った部分があります。それは、境内図のブラッシュアップです。

第3章の長野県より抜粋

今回もすべての神社さんにではないのですが、境内図を掲載しております。武藤の手書き……今時珍しい、ペン+筆による水彩画です。前作では、へたっぴだなあ、でもあの雰囲気はわかっていただけるかな…なんて思っておりましたが、意外なことに、このイラスト、ご好評いただきました。皆さま、優しい!

そこですっかり気を良くした私は、読者の方にリクエストいただいていたことをやってみようと考えました。まず、本文に関係している場合は、周辺の地図も書いてみること。前回はあくまでも境内図だったのですが、周辺の地図も必要な場合は入れてみました。

それから、「縄文遺跡の位置をいれる」ということ。前作では、あまり詳しく入れていなかったのですが、今回はできるだけ入れるよう心がけました。デザイナーさんに相談して、オレンジで表示してもらったのです。

上の境内図をご覧いただくとわかりやすいかな?と思います。「諏訪大社下社春宮」は、周辺の高台に大きな環状集落を伴なう遺跡が発見されているんですね。現在の鎮座地は、その谷間に位置していることが、一目でお分かりいただけるかと思います。

このあたりは、前回ではできていなかったこと。自己満足かもしれませんが、だいぶ良くなった!と思っている部分です。

〔(2)に続く』〕

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20231222-2

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